幻想廃墟の裏庭空間

「そこに真っ白な空白があると、何かを書きたくならない?」

創作想起:睡眠

眠りと言うのは中々困ったもので、ふと気が付くと、意識が途切れてしまう。

電源が落ちたように頭をさげて、ふっつりと暗闇の中。

何処までも落ちてゆき。

エレベーターが急に止まったような感覚と共に、目が覚める。

綿に包まれているような感覚。

体中の熱が止まらない。

前後の記憶が薄い。

目の前を見ると、見知った場所。

でも本当にそうだろうか。

未だ眠い。

何故眠いのだろう。

さっきも眠ったはずだよね。

そのはずだけどまだ眠い。

かんがえがまとまらない。

時計の針を見ようとするけれど、どこにもない。

手を伸ばそうとして、また意識が切れてゆく。

まだねむい。

もっと休んでいたい。

次起きた時、大切なものが終わっているかもしれないけれど。

たいせつなもの。

なんだっけ。

ああ。

ねむたい。

 

 

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レビュー、評価、感想の方向性に関して。

当ブログの感想や批評について。

※この内容は本人でも正しさがよくわかっていないので、色々後から付け足したり、削除するなど、更新する可能性がございます。

こんばんわ。
こんばんわ。
このブログにおける感想の方向性について、言及しようかと想います。
まあ、ごらんになっての通り、様々な部分がゆるゆるな場所ですので、あくまで方針の話ですね。
それにしても、長いね。
長いね。
創作の端くれの端の先にある、豆みたいなものですけれど、ある程度想うところがあるらしいです。
まあ、これも文章の不思議を眺めてみる、と言う点では当ブログのひとつの小説としてみていただければ幸いです。

1.主観的なブログですので、正しさや公正は余り確保できません。
公正、真実、正しさ、と言うことばもそうですが、人が言及する以上は、その人が培った経験や意識、知識、身体的特徴や常識など、様々な面から偏りは避けられない、と思いますので。
ここには真実もなければ、公正さもないのです。それが主観というものの軽さであり。
wikiなどの集合知や客観、集合的無意識には近づきはすれ、その物にはけしてなれない、と言う重さでもあります。
ある程度の偏りや誤りはある、個人の日記、想い、そのほかとして判断を願います。

2.ニュースサイトではございませんので。バグなどは、プレイヤーがその事象を経験しなければ語らないようにします。
有名なバグだけど、私は遭遇したことがないよ、と言うこともありますし、ハヴォック神様がこんな粗相をなさった、と言う話も載せますが。
あと、声優さんの名前やスタッフの移籍について、などには疎いのです。
ニュースサイトとしては、そもそもの方針が幻想や虚構が入り乱れる話や、楽しさから来ていますので信頼性は無いよね。
言葉遊びの要素が大きいですからね。

4.主観から来るレビューなので、wikiなど集合知からみると誤りを多分に含むかと。
私たちに語らせている時点で虚構ですからね。そう言うつもりで読んでください。
そもそも主観で真実を騙るべきではないかな、とも想います。
客観的事実、と言うものさえも、場所や空気から醸成されたり、ややこしいですからね。
主観で正しさを目指せるのは凄いことなんですよ。
正直に、誠実に、想ったままのこと、と言うのはできますし、レビューではそれを目指しますが。
それは正しさには繋がらないのです。
悲しいことに。

5.アニメもゲームも小説も、もっと盛り上がって欲しいので、基本的にテンションは高く、甘めの評価をします。
辛い評価や批判がなければ修正されない、と言う事も解りますけれど。
例えばどこからどこまでがバグとかは、仕様書やプログラムコードなどを覗かないと
本来はわからないもので。
フリーズ、データの消失とかはまあ、明らかに開発者として狙うものではないので、と言う風に。取り決めを決めなければならなくなります。
それだって、注意事項を記載したうえで、個人的にアンケートやサポートに問い合わせればいいことですし。余り大々的に取り扱う気はありません。
かといって批判、批評は背筋を伸ばして用法要領を守りましょう、というのも。
ひどく窮屈な話ですよね。下手をすればディストピア的な香りもしますし。
ですので、他の人が話す正しさについて言及も控えます。
どんな方法が正しいんだろう。
私にも解らん。

6.結局の所
個人では、語りたい、と思ったことしか語れないのです。
考えたり、想ったり、調べたり勉強したり、自制したとしても、私という人格、経験からはけして切り離せず。
それは、どうしても公平なものになり得ないと想うのです。
悲しいことに。
そもそもこの世界に公平なんてあるんでしょうか。生まれてすぐに息が出来なくて死ぬ命もあるのに。
妥協だけがある、と偉い人も言っていた気もします。
極端な例を出す人を信用するな、とも偉い人が言ってますね。
何が正しいんだろう
何かなあ。
解らないねえ。
解らないね。

創作想起:怠惰河馬

けだるいような気持ちが、心の中で渦巻いている。
それは本当に微かな、道端に転がる小石のような感情だけど、何故だかそれが気になってしまい、洗濯ものも干したくない、掃除もしたくない、文を書くことも、絵を書くこともゲームや動画の視聴だって止めてしまう。
不思議な意志。
これは何に由来するのだろう、と考える。
空腹とは、違う。
PM4:30の夕焼けと、影絵のような静寂が眠りを誘っている訳でもない。
怠惰に少し似ている。しかし、怠惰という感情はあるのだろうか。

人間は、感覚の受容と、それに伴う感情の変化。そして知識や経験によって判断し、動く生き物だ、と私は思っている。
怠惰と言うのはつまりは、どこにも方向が向かない事を言うのだから、怠惰なんて意志(方向性)はない、と思うのだ。
何か、理由があるはずだ、と思う。動きたくない理由、好きなことさえもできない、小さな理由。
歯車の中に挟まった小石や、機械の中に入ってしまったという小さな虫みたいなもの。
言葉にならないほどに小さくて、だからこそフルスキャンしないと見つからない。
息を吸って、思いっきり吐く。
私はその感情を、思いっきり眺める事にした。
これに何て名前を付けてやろうか。
巧く定まらない。
私は暫定的に、兎と名前を付けた。
でもウサギは結構素早いし、可愛いだろう。
この感覚はもう少し、ごろごろしていて、大きな口を開けてあくびする感じ。
カバ当たりはどうだろう。
うん、にてる。
私はそれに、カバと言う名前を付ける。
そして、腕をまくってカバと対峙する。
カバは大きい。カバは面の皮が厚くて、叩いてみても効かなそう。
私は試しに、目の前にそびえ立つカバを撫でてみる。
だって、いきなりナイフを突き立てるのはかわいそうだし、動物園のお姉さんだってそうしていた。
カバは、私を見据え。
私は、とっさに後ずさる。
カバは大きく口を開け、首をあげて。
ブレスでも吐くのだろうか、このカバ。と茫然とその姿を眺めてから。
あくびをして。
ひざを折り。
横に倒れて寝始めた。

ーーふむ。
私はカバの横を通って、机に座ることにする。
さて、なにから始めようかしら。

 

 

 

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承認欲求って知ってる?

人に認められたい、という気持ち。

そんな感じ。

思い当たるところがあるの?

うん。

認められて楽しい事なんてないのに

でもついつい求めちゃう

私はこんなものを作ったぞ

私はこう思ったぞ。

私は、こう生きているんだ

それでどうなるわけでもないのに、でも、求める事をやめられない

愛されるという事の空虚さも

楽しませるという事の虚しさも

自分を信じ切る事の罪深さも分かっているのに。

人を求める事は、どうしてか、やめられない。

認めて欲しい。

知って欲しい。

楽しんでほしい。

願ってもかなう事なんてないのに。

本当に人間は不思議ね。

そうね、でも、だからこそ、という事があるというのが。

人間の面白い所で。

可能性でもあるのよね。

歪んでいるね。

私たちもね。

意識と知識を持った以上、歪まない生物なんていないから大丈夫。

ただあなたは、胸を張って、生きていればいいの。

ところで私は思うのだけど。

何?

貴女の好きなものは?

Lafaだけど。

え、何?

Lafa、妖精と言う意味合い。主に西の方で使われているわ。

そういえば、貴女は何処の出身だっけ?

ElAnEsの幹の方にある世界、Avlrorのさらに下の方。

ごめん、何を言ってるか解らない。

解らなくてもいいと思う。そもそも私たち、此処がどこかも分からないでしょう?

そうでした。

そういえば私達、何でここにいるんだろう。

おいしそうな香りがしたからじゃない?

例えば?

林檎の香りとか。

珈琲の香りもね。

ワインの香りもそう。

漬物の香りは奇妙だけど癒されるし。

焼き魚や刺身のひんやりとした香りも捨てがたいわね。

ハンバーグやステーキの香りも食欲をそそるわ。

山菜やみそ汁も素敵ね。

パスタやピザもいいわ。

さて、彼らの今日の晩御飯は何かしら。

楽しみね。

楽しみね。

 

日常と非日常、現実と異世界と言うのはさして遠い所ではないと感じるの。
そんな事を彼女は言う。
例えば普段歩く道端からマンホールを降りれば、大抵の人にとっては未知が広がっている。

思い切って別のバスに乗ってみたり、知らないお店に入ったり、全く縁のない知識について学んでみると、新しい世界が広がるかもしれない。それこそ、大人の世界と子供の世界が違うように。
確かに面白そう、と思って。視点を動かして世界の覗き方を変えてみる。
昨日から今日を見つめ、一行後から一ページ前を読んで、いつもの扉を開くと人の身体より大きな蜘蛛が覗いていて。
毛の生えた、硬質の足が耳をかすめ、透明な毒が滴る器官が目の前に突きつけられる。
そんな想像は無意味だけどね。と彼女は言う。
そうかな、と彼女は返す。
なにが起きるか解らない、と言うのは面白いじゃない、と彼女は微笑みながら珈琲を飲んでいた。
私はその通り、と頷き。
私はそうでもないと思う、と少し苦い顔をする。
私は前後の文脈が繋がってないのは気持ち悪い。と髪を揺らし。
でも行間を読むことが物語を楽しむ秘訣だと思う、と眼鏡を直し。
そうだけど限界と言うものがある、と私は蒼い裸眼で相手を糾弾した。
相手は笑い。
相手はナイフを突き立てて、心臓から紅いものがあふれてきて。
相手はささやかな握手を求めた。
どことどこが繋がっていて、どことどこがつながっていないのだろう。
パズルのピースのように拡散された世界を覗く。
万華鏡みたいな世界が怖くなって、自分の喉にナイフを突き立てる。
そして、おいしいチーズフォンデュを食べてから、秘蔵のワインを喉を鳴らして飲み込んだ。
私は彼女と楽しいゲームの話をして。
ずっと語らい。
もう何も認識したくない、と屋上から落ちて。
好きなあの人に抱きついて。
あんな事をしなければ良かったと始まりを悔やみ。
終わってみれば楽しかった、と思える。と風の吹く丘の上でほほえみ。
紅い血が流れて死んだとしても、別の行にいる私は生きていることに気づく
収束に向かっているはずなのに、順番を間違えただけで総てが狂っていく。
殺して欲しい、と泣きついて。
尊敬する先輩と肩を並べ、アイスを食べて。
今日も今日とて、私は日常を生きている。

 

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