幻想廃墟の裏庭空間

「そこに真っ白な空白があると、何かを書きたくならない?」

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ところで私は思うのだけど。何?風に揺れた草と花、葉を揺らして歌う木々達はずっと同じ場所にいるけれど。うん。彼らは、退屈じゃないのかな。退屈だと想うけど、そういった感情があるのかな。・・・って、彼らにはそもそも神経がないのですが。私達にもな…

創作想起:疾走

置いて行かれて、土をみる。このままではいけない、と思う。でも何が足りないのか、うまく言葉にできないまま。心が枯れ葉みたいに騒いで転がり、落ち着かない。失われようとしているものばかり思考に入り。焦りと不安が擦り切れた背中を押す。心を決める。…

創作想起:史片

とある図書室の中から大きな歴史の本をとりだして、開いてみる。その本の中には、暮れなずむ蒼い夜とそこに沈んだひとつの街。眠るように佇むその街に、やがてひとつの電灯が光をつけた。その光は街の中心から始まり、道の輪郭を辿るように点々と輪郭を表し…

創作想起:睡眠

眠りと言うのは中々困ったもので、ふと気が付くと、意識が途切れてしまう。 電源が落ちたように頭をさげて、ふっつりと暗闇の中。 何処までも落ちてゆき。 エレベーターが急に止まったような感覚と共に、目が覚める。 綿に包まれているような感覚。 体中の熱…

視聴:鉄血のオルフェンズ第49話に関して

※レビュー、評価、感想の方向性に関して。 - 幻想廃墟の裏庭空間鉄血のオルフェンズ第49話:ネタバレです

レビュー、評価、感想の方向性に関して。

当ブログの感想や批評について。 ※この内容は本人でも正しさがよくわかっていないので、色々後から付け足したり、削除するなど、更新する可能性がございます。こんばんわ。こんばんわ。このブログにおける感想の方向性について、言及しようかと想います。ま…

創作想起:怠惰河馬

けだるいような気持ちが、心の中で渦巻いている。それは本当に微かな、道端に転がる小石のような感情だけど、何故だかそれが気になってしまい、洗濯ものも干したくない、掃除もしたくない、文を書くことも、絵を書くこともゲームや動画の視聴だって止めてし…

承認欲求って知ってる? 人に認められたい、という気持ち。 そんな感じ。 思い当たるところがあるの? うん。 認められて楽しい事なんてないのに でもついつい求めちゃう 私はこんなものを作ったぞ 私はこう思ったぞ。 私は、こう生きているんだ それでどう…

ところで私は思うのだけど。 何? 貴女の好きなものは? Lafaだけど。 え、何? Lafa、妖精と言う意味合い。主に西の方で使われているわ。 そういえば、貴女は何処の出身だっけ? ElAnEsの幹の方にある世界、Avlrorのさらに下の方。 ごめん、何を言ってるか…

日常と非日常、現実と異世界と言うのはさして遠い所ではないと感じるの。そんな事を彼女は言う。例えば普段歩く道端からマンホールを降りれば、大抵の人にとっては未知が広がっている。思い切って別のバスに乗ってみたり、知らないお店に入ったり、全く縁の…

朝、庭の様子を見ていると、春の日差しに雪が溶け、乾いた土と薄い色合いの草花が、ひょっこりと顔を出していた。冬の重さにつぶれ、殆どが横たわっている彼らのうち、ひとつだけ背を立てた名も知れぬ草がある。思わず彼を覗き込んでみると「やあやあ、ずいぶ…

地平線まで広がる灰色の空は風に揺らぐこともなく。 ここでは、いつも瓶の中に蓋をしているみたいに厚い雲が留まっている。憂鬱な天気に気だるげな薄い光。目を瞑り、布団にくるまり二度寝に入ると生真面目なアラームが雷のように鳴り響く。仕方なくベットか…

ぶろぐ、はじめました。

ブログを始めたよ。 ブログとは何かな? WebLogの略だと思う。要するに、何かをログに残す事。 何か残したいことがあるの? そんなにないけれど、日々起きたことをただ受け流すのではなくて、受け止めて、咀嚼して、飲み込んで、形にして、言葉にして、それ…