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幻想廃墟の裏庭空間

「そこに真っ白な空白があると、何かを書きたくならない?」

視聴:鉄血のオルフェンズ第49話に関して

※レビュー、評価、感想の方向性に関して。 - 幻想廃墟の裏庭空間

鉄血のオルフェンズ第49話:ネタバレです

 

 

想えば大人と子供(少年兵)と言う図式から始まった
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
所属組織である民間軍事会社(PMC)を乗っ取る形で作られた鉄華団(大多数の少年兵と片手で数えられるほどの大人達)の紆余曲折が語られてきましたが。その49話。
大人対子供、絶対的な権力対個人・民間企業と言う図式が更に強まったように思えますね。
MA,過去の大量殺戮兵器、ハシュマルを倒した辺り、もう鉄華団は安寧を手にしたように思えましたが。
ハシュマル可愛かったよね。
え?
流線形な頭部を猫みたいになでたい。
猫より鶏と言うイメージでしたが、彼女。
彼女?
女性っぽくありません?フォルムが。
まあ、確かに。女性と言うか雌というか、大量の兵器を随伴するのは狼のようで、速さは機敏さは猫っぽく、怒る姿は闘鶏と言う。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花?
いいよね。
うん。
尻尾が凶悪でかわいい。
ビームより強い尻尾。
かわいい。可愛いは正義。
殺戮兵器ですが…。
有線兵器というくくりが正しいのかはわからないけど、インコムとは違う強さ。
MS一機を確実にショートして行動不能にするグフカスタムのヒートロッドさんとかも捨てがたい。まあ、ガンダムの作中兵器にはもっと怖い有線兵器があるのかもね。
と、話題がずれました。
ともかく安寧を手にしたかに見えた鉄華団がここまで落ちた理由は何かと言えば
暗殺!アイサツのないアンブッシュは一度だけ許される!
まあ、違法武器の利用と暗殺ですね。ガンダムには(たしか)珍しい事ではありませんが、MSに乗っていない時、買い物やお出かけの最中に銃撃されるという話や、違法武器の政治的な利用によって、鉄華団はここまで追い込まれた、と言っても過言ではないかと。
殆どがMS戦の外で、既に決着がついてるのよね。
そもそも戦争と言うのはそういうものかもしれませんが、ガンダムなのでMS戦に華がありまして。
ガンダムというか戦争もの、架空戦記につきものの話でもあるのですが、この閉塞した空気を2期はずっと抱えているように思えますね。
見ていて不満と言うかやりきれない気持ち、これをどこにぶつけても発散できないという感触が。
だれもしあわせにならない。
そうね。物語の在りようにも色々あるけれど、オルフェンズはどうも個人の生死やキャラクターの生き方より、何かストーリーラインを決めている物がありそうです。
それが見えてきませんね。ただ単に翻弄される人々を書きたいわけでもなさそうですし。
何を伝えたいのかな。
そうして、死と言うものを理不尽なもの、突然襲い掛かるものとしたせいで、死自体にマンネリとか飽きみたいなものが感じられるのが
死に飽きるって字面、凄いね。
どこのタイムリープものかと言う感じですが。
2期に入ってから、どうも死によって物語を動かした感が強くて。
今回もそうね。
明確に止めを刺した描写が無いのでどうにも。
もやっとした展開にもやっとした描写
大人たちに圧倒される子供達
生き残れる道はあるけれど、すべて失う道でしかない。
絶望的な状況に、リーダーが残した言葉を胸に刻み込み、彼らはどのような血路を拓くのでしょう。
戦闘中の鉄華団が苦戦しながらも前を見据えていたのが印象的でしたが。
さてはて。