幻想廃墟の裏庭空間

「そこに真っ白な空白があると、何かを書きたくならない?」

ぶろぐ、はじめました。

ブログを始めたよ。

ブログとは何かな?

WebLogの略だと思う。要するに、何かをログに残す事。

何か残したいことがあるの?

そんなにないけれど、日々起きたことをただ受け流すのではなくて、受け止めて、咀嚼して、飲み込んで、形にして、言葉にして、それを残す事で創作の範囲が広がるんじゃないかなって。

それで、足元を確認してゆっくりと歩き出す所から始めたいから、まず足跡を作ろうっていう事?

そうね。

迂遠だねえ。

まあいいじゃない。それに今書いた時点では意味が無くても、明日には産まれているかもしれないし、別の人が何となく見出すかもしれない。それとも何も生まれないかもしれない。そういう偶然性?みたいなものも眺めてみたいし。

ふうん。

私達自身、名前も、目的も、形もなければ声も、内蔵も目も耳も口もないけれど、文章上に存在しているという、やんわりとしたものでしょう?

私は、ここにいる。と言えば文章上は存在する事になるから不思議だよね。

そうね、そういう不思議さを求めた上で眺めてみたいから、この場所を作ったの。