幻想廃墟の裏庭空間

「そこに真っ白な空白があると、何かを書きたくならない?」

2017-04-26から1日間の記事一覧

蒼い夜と小さな星灯りの下、ベンチに座り、身体を伸ばして、ため息を一つ。足元で白い猫がのんびりと足下を八の字に歩いていたので、何となく拾って喉や頭をなでてあげると、彼はごろごらと不思議な音を出しながら膝の上で丸くなる。公園に吹く、なだらかな…